スワンレイクポーター
スワンレイクビール
ビアスタイル:ポーター
Alc.6%
濃い焦茶色
黒ビール系をあまり飲まない私、正直、以前はポーターとスタウトってどう違うの?って思いながら飲んでいました。
コクがあって香ばしいのは一緒だよね〜と。ビールに詳しい人からすれば噴飯ものかもしれないけれど、私はあくまで気楽に気軽に、ビールを楽しみたいのです。
でも知ることでもっと楽しくなることもある。
こちらのポーターはイギリス発祥。
エール系のビールです。
酸味の出たブラウンエールに若いブラウンエールとペールエールをブレンドしたものが元だそう。
歴史は古いけれど、20世紀に一度廃れて(!)最近また復活したとのこと。
ベルジャンホワイトもそんな経緯でしたね。
クラフトビールあるあるなのか。
しかし復活してくれて何より!
スタウトは、このポーターが全身となってアイルランドで誕生したビールなのだそう。
ポーターとの違いとしては、麦芽化してない大麦を焙煎して使っているところにあって、スタウトのほうが色が濃くて苦味も強め。
言われてみれば、ポーターは黒というよりブラウンのイメージ。
なお、スワンレイクのポーターは、2000年・2006年とワールドビアカップの金賞を受賞しています。
美味しさはお墨付き!
カラメルが焦げたようなような香ばしさと、少し酸味も感じられる甘さと苦さ。
重めだけど、スタウトよりは軽く、後味は意外にすっきり。
グラスを傾けるたびに立ち上る香りが醍醐味。
お腹も満たされた二軒目で、ゆっくり味わいたいビール。
やはり黒系は少し温度高めが美味しいです。
キレ ★★★☆☆
コク ★★★★★
イギリス発の古くて新しいビールを日本で楽しめる幸せ ★★★★★