ビアログ〜「とりあえず」じゃないです〜

ビール好きによる、ゆるい記録

ボスざるIPA

ボスざるIPA
箕面ビール
ビアスタイル:ブラックIPA
Alc.6%
限りなく黒に近い焦茶

 

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箕面ビールと言えばおさる。
おさるIPAもこざるIPAも美味しいけれど、今回はボスざるの登場!

 

6種類のホップを使用。
香ばしいローストモルトとふんだんに使われたホップの共演。


甘くない、キレがある。

「ボスざる」の名が冠されているのも納得の、ドライな後味。
コクがあるけど、すっきり飲める。

 

さすがボスざる!
おれたちにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる
あこがれるゥ!

 

スタウトとは違った黒を楽しみたいときに。

スタイリッシュで贅沢な黒。

 

キレ ★★★★★
コク ★★★★☆
香ばしいモルトとしびれるホップ感は両立できる ★★★★★

サクラビール

サクラビール
サッポロビール
Alc.5%
クリアな明るい茶色

 

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春になって、桜をモチーフにしたラベルのビールが並ぶなか、どんとレトロな花の図案に、名前もそのものズバリのこちら。


サッポロビールの限定醸造、サクラビール。

 

「世界で親しまれたビールが
いま、生まれ変わる。」
というキャッチコピー。


大正2年から昭和初期にかけて、九州初のビール工場で製造されていた「サクラビール」を現代風にアレンジしたもの。

 

大正2年(1913年)北九州門司地区に竣工した九州初のビール工場は、後にサッポロビールが継承し、2000年まで九州工場として稼働。
現在は「門司赤煉瓦プレイス」としてビール文化や歴史を発信しているそうです。

 

ラベルは1913年頃のものを再現。大正レトロな感じが素敵。

 

味のほうは、昔ながらのラガー。
苦味がしっかり感じられるが、飲みやすい。
たまに飲みたくなるあの味。

 

今では当たり前のようにどの店にも置いてあるけど、元々日本にはなかったお酒なんだよね……。ビールを作ってくれてありがとう!

 

キレ ★★★★☆
コク ★★★☆☆
大正に生きた人たちも飲んだであろう味に思いを馳せる ★★★★★

松江ビアへるん ゼウスビター

生ホップビール ゼウスビター
松江ビアへるん
ビアスタイル:フレッシュホップエール
Alc.5.5%
少し濁った明るい麦色

 

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1999年創業、島根県の松江ビアへるんから。「へるん」は島根県に縁のある小泉八雲ラフカディオ・ハーン)の愛称「へるん先生」が由来。

 

カスケードの2代前の原種に近いホップ、ゼウスを生で使用した生ホップビール。
加えて島根県麦芽100%の、数量限定品。

 

とりたてのホップをビールに漬け込む「ドライホッピング」という手法で製造されており、これでもかとホップの香りと苦味が楽しめる。
ストレートで爽やかな苦さ!

 

「ぐいっと爽やか緑の香り!島根でしかできないビール」のキャッチコピーが、さもありなん。少し青くさいくらいの強烈なホップ感は、採れたて野菜を産地で食べるかのような贅沢さと似ている。

 

すっきりした苦味とフレッシュさは、少しクセのある料理と合わせるといいみたい。
ラベルにも「焼肉や燻製もの、特に厚焼きベーコン、辛〜いグリーンカレーもおすすめ!」と書いてある。
脂を洗い流してくれます。
爽やかな後味。

 

キレ ★★★★★
コク ★★★★☆
フレッシュホップの贅沢な爽やかさ ★★★★★

 

スワンレイクポーター

スワンレイクポーター
スワンレイクビール
ビアスタイル:ポーター
Alc.6%
濃い焦茶色

 

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新潟県スワンレイクビールから、ポーター。

 

黒ビール系をあまり飲まない私、正直、以前はポーターとスタウトってどう違うの?って思いながら飲んでいました。
コクがあって香ばしいのは一緒だよね〜と。ビールに詳しい人からすれば噴飯ものかもしれないけれど、私はあくまで気楽に気軽に、ビールを楽しみたいのです。

でも知ることでもっと楽しくなることもある。


こちらのポーターはイギリス発祥。
エール系のビールです。
酸味の出たブラウンエールに若いブラウンエールとペールエールブレンドしたものが元だそう。
歴史は古いけれど、20世紀に一度廃れて(!)最近また復活したとのこと。
ベルジャンホワイトもそんな経緯でしたね。
クラフトビールあるあるなのか。
しかし復活してくれて何より!

 

スタウトは、このポーターが全身となってアイルランドで誕生したビールなのだそう。
ポーターとの違いとしては、麦芽化してない大麦を焙煎して使っているところにあって、スタウトのほうが色が濃くて苦味も強め。

言われてみれば、ポーターは黒というよりブラウンのイメージ。

なお、スワンレイクのポーターは、2000年・2006年とワールドビアカップの金賞を受賞しています。
美味しさはお墨付き!

 

カラメルが焦げたようなような香ばしさと、少し酸味も感じられる甘さと苦さ。
重めだけど、スタウトよりは軽く、後味は意外にすっきり。
グラスを傾けるたびに立ち上る香りが醍醐味。
お腹も満たされた二軒目で、ゆっくり味わいたいビール。
やはり黒系は少し温度高めが美味しいです。

 

キレ ★★★☆☆
コク ★★★★★
イギリス発の古くて新しいビールを日本で楽しめる幸せ ★★★★★

クリアアサヒ 桜の宴

ついこないだ冬限定を飲んだと思ったら、もう春が来た。

 

 

基本情報

クリアアサヒ 桜の宴
アサヒビール
Alc.5%
リキュール<発泡性>①
クリアな金色

 

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どんなビール?

 

早くも店頭に並んでいた、クリアアサヒの春限定。
今年は富士山をバックにした桜のパッケージが爽やか。


「華やかな香り」と書かれている通り、春の霞を思わせる華やかな香りと柔らかな飲み口。
クリアアサヒらしい透明感。

 

これを見ると毎年、春が来たなぁと感じる。
まだまだ寒い日が続いているけれど、心が華やぐ。

 

味の感想

キレ ★★★☆☆
コク ★★★☆☆
心華やぐ春限定 ★★★★★

 

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春色の、スーパードライとツーショット。

(エマ、心の一句)

 

 


 

プレミアムモルツ香るエール ダイヤモンド麦芽初仕込

さらにプレミアムなプレモル

香るエールから限定醸造

 

 

基本情報

 

ザ・プレミアムモルツ <香る>エール
ダイヤモンド麦芽初仕込
サントリービール
Alc.6%
クリアな金色

 

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どんなビール?

 

プレモル香るエールの限定醸造
「ダイヤモンド麦芽初仕込」

希少なダイヤモンド麦芽を空輸し、一部加えて仕込んだ特別なプレモル

 

いつもの香るエールより、さらに強く感じられる華やかな香りと甘み。
透明感のある飲み口とコク。麦芽の旨味を存分に味わえる。
いつも以上にリッチ感のあるビール。

 

味の感想

キレ ★★★★☆
コク ★★★★☆
透明感のある希少麦芽の味わい ★★★★★

箕面ビール レモンピルスナー

こんばんは、エマです。

ビールぎっしりだったあの冷蔵庫が、着々と片付いていく。

おかしいな、最近ずっと一人飲みなのに。

 

我が家にはビール好きの小人が棲んでいるのかもしれない……。

 

 

基本情報

 

レモンピルスナー
箕面ビール
Alc.5%
クリアな淡い金色

 

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どんなビール?


箕面ビールのシーズナルビール。
レモンピルスナー

 

レモンを思わせる淡い黄色がかった色味のビールをグラスに注げば、生のレモンそのままの香り!
フレッシュさがハンパない。

 

小豆島産の無農薬レモンのピールのみ使っているそうです。

 

軽やかなエールの旨味に皮の部分のほろ苦さが渾然一体となって、口の中に溢れる。
ジューシーさが際立っている。

 

爽やかでキリッと苦い。
生のグリーンレモンをかじったかのような後味。
これまで飲んだどのビールよりもレモンが強く感じられる。
甘さは控えめながら、それでもほんのり余韻がある。

鶏肉やカルパッチョに合わせると良さそう。

 

重くないのにしっかりとした存在感。
これは、一度飲んだら忘れられないなぁ。

 

味の感想

 

キレ ★★★★☆
コク ★★★☆☆
レモンの存在をストレートに感じるピルスナー ★★★★★