ビアログ〜「とりあえず」じゃないです〜

ビール好きによる、ゆるい記録

自己紹介「実は、はじめは全然好きじゃなかった」(『私がビールに目覚めるまで』黎明編)

どうも、エマです。

アラフォー、シングル、ビール好きです(挨拶)

 

先日、「何がきっかけでブログを書くほどビール好きになったの?」と質問されました。

そう言えば自己紹介の記事がないことに気づき、今さら書いてみることにしました。

 

 

私がお酒をはじめて飲んだのは、大学の飲み会。

それまでアルコールなんてものにはまったく興味もなかったし、飲んだことがなかった私は、その一種異様な光景にドキドキしていました。

 

テーブルに並べられた茶色い瓶ビール。

グラスに注がれた茶色い液体を、恐る恐る口にした感想は……

 

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「なにこれ、苦い」

 

 かくして、私とビールのファーストコンタクトは不発に終わりました。

 

そうなのです。

今語られる衝撃の事実。

 

世のビール得意じゃない女子のご多分にもれず、私もはじめは「何でこんな苦いものを皆好き好んで飲むんだろう?」という程度の認識しかなかったのです!

 

大勢の飲み会で乾杯のときに「カシスオレンジ」と言う勇気がないから生中を頼むという、このブログのタイトルとは真逆をいく行為を平気でかましていました。

 

 

「全然好きじゃなかった~♪」

 

 

では、そんな私が、なぜビールを好きになったのか。

 

 

それはうだるような暑い夏の夜のことでした。

サークルの帰りに、友人たちとともにご飯を食べに行くことになりました。

お腹もすいているけれど、とにかく何か飲んで渇きを癒したい。

そんな焦燥感にかられた私がオーダーしたのは、すぐに出る生ビール。 

 

この際、味とかどうでもいい!

一刻も早くこの喉を潤したい!!

 

その一心でジョッキをつかんだ私は、これまでにないスピードでビールを飲み干しました。

 

グビ、グビ、グビ……

ぷは~っ

 

な、何じゃこりゃ、うまい!!!

 

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心地よい刺激の喉越し、ほとばしる軽やかな苦みと爽快感!

 

これがビールというものか。

こんなに美味しいものだったのか。

 

私の脳裏と身体に衝撃が走りました。

 

そしてようやく知ったのです。

今までの私の飲み方では、ビールのポテンシャルを全然引き出せていなかったという事実を。

 

これまで、アルコールというものに耐性がなかった私は、グラスに注がれたビールに恐る恐る、ちびちびと口をつけていました。

そんなことをしていたら当然、泡も消えるし、ぬるくなるし、炭酸も抜けます。

結果、

美味しくない……。

そう思い込んでいたのです。

 

でも、そうじゃなかった!

ただ、飲み方が間違っていただけ!

 

日本でよく飲まれる生ビールは、冷たさと喉越しが命。

それなのに、私はその良さを生かすのと真逆の飲み方をしていたのでした。

 

加えて言うなら、私はビール1杯くらいでは酔わない体質。

周囲がいい感じにほろ酔いで愉快になっているのを横目に、「お酒って何が楽しいんだろう?」と真剣に悩んでいました。

 

こうして

 

あれ?

前から知っていたのに、何だか違う人みたい。

彼、こんなに素敵だったっけ。

 

みたいなベタなシチュエーションで、幸か不幸か、私とビールは再び出逢ったのです。

 

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次回、「主に飲んでます」(『私がビールに目覚めるまで』飛躍編)に続く(気が向いたら)